この冬、ポータルサイトの運営を軸に「移動型AIR プログラム」を提案するMove Arts Japanが、移動型のArtist – in – Residenceプログラムを実施します。MAJ がこれまでに培ってきたネットワークを活かし、海外2 団体、そして日本国内の10 団体と連携してプログラムを運営しています。アーティストが自ら行きたい場所を選ぶ、アーティスト主導型の旅で、能動的に見つけた視点をリサーチ結果として、アーティストトークと成果物の展示を行います。旅の終着点である東京・アーツ千代田3331が、成果発表の会場となります。
イラン人としてのバックグラウンドを持ち、ベルリンを主な活動地域とする、ドイツ人アーティスト。
イラン人としてのバックグラウンドを持ち、ベルリンを主な活動地域とする、ドイツ人アーティスト。
作家コメント:日本滞在中のリサーチでは、日本におけるイラン移民の各地域での足跡をたどりながら、日本における移民文化を研究することを目標としています。(www.anahitarazmi.de)
「Anahita Razmi さんのレジデンス滞在型プログラムによるリサーチ計画は、日本に埋もれてしまっているイラン文化に光をあてる貴重な機会となる事を期待したい。」
「アナヒタ・ラズミは、イラン文化が日本でどのように見られるかという切り口が明快である。日本の地方都市でのイラン文化の調査は、それぞれの街の意外な側面を示す可能性がある。」
AIR 3331 (Tokyo) → nedoko (Hokkaido) → ZERODATE (Akita) → Kapo (Ishikawa) → AIRY (Yamanashi) → AIR 3331(Tokyo)
シュー ルアンは陶芸作家であり、『TECランド・アート・フェスティバル』にて知られる、『台東ドーン・アーティスト・ビレッジ』の創設者でもあります。
台湾は、かつて日本の植民地でした。私はこのプログラムを通して、両国の関係を提示し、過去と現在の両方に私たちが存在しているという証を見つけることができれば幸いです。
推薦団体:Dawn Artist Village(台湾、台東)
Web: https://www.dawnartistvillage.com/
AIR 3331(Tokyo) → Studio Kura (Fukuoka) → Sapporo Tenjinyama Art Studio (Hokkaido) → Art Space Yosuga (Kyoto) → AIR 3331(Tokyo)
作家は日々の生活の中で映像と音を収集し、社会的状況を考察し、その研究に基づいて実験的な映像を作り続けています。 (http://jongkwanpaik.com)
奇妙なSFフィルムとロードムービーの中間のような形態が、最終的なアウトプットになります。
推薦団体:Barim(韓国、光州)
Web: https://barimart.wordpress.com/about_barim/
AIR 3331(Tokyo) → Sapporo Tenjinyama Art Studio (Hokkaido) → Kapo (Ishikawa) → KONYA2023 (Fukuoka) → AIR 3331(Tokyo)
1963年生まれ。アーティスト。アーツ千代田3331統括ディレクター(2010年設立)。東京藝術大学教授。「美術と社会」「美術と教育」との関わりをテーマに様々なアート・プロジェクトを実施する。平成22年芸術選奨受賞。
金沢21 世紀美術館キュレーター。1973 年京都生まれ。東京大学大学院美術史学専攻修士課程修了。地域や参加をテーマに、日本の現代美術や現代建築の展覧会、プロジェクトを企画する。2009 年よりKapoというNPO にてクリエイター・イン・レジデンスを実施。